新春の1月5日、早朝から中央青果と中央水産の「新春初せり」に出席しました。
長岡中央青果の「初せり」では、宝船に盛られた野菜や果物を、私が景気づけの意味を込めて5万円で落札しました。その後、新鮮な野菜や果物が次々と競り落とされていきました。
一般の消費者が、せりの風景を目にする機会はほとんどないわけですが、夜明け前から懸命に働く関係者の姿には、安全な「食」の提供に携わるプロの自覚と熱意が感じられました。
昨今、「食」をめぐる諸問題がクローズアップされる中で、安全な「食」の確保は、行政にとって重要な課題です。
市場が生産現場と連携し、産地の力と安全性をアピールすることによって、消費者の心をつかみ、消費拡大を図る絶好の機会が来たと考えることもできましょう。
新潟県は全国に誇ることができる伝統的な食文化が根付いた地域です。長岡野菜をはじめ長岡の食ブランドが育ちつつあることを改めて確認でき、新春早々、明るい気持ちになりました。