中国四川大地震からの復興の参考にするため、四川省の各都市の幹部等からなる視察団約80名が、17日、長岡市を訪れました。四川大地震関係者の視察は、今年7月以来二度目となります。
ところで、団長は中国住宅都市農村建設部の斉副部長という方なのですが、実は1995年から1997年までの2年間、私が中国でお世話になっていた研究所の副所長だった人です。実に11年ぶりの再会となりました。
一行は、長岡市役所で犠牲者に黙とうをささげた後、山古志地域の復興状況を視察しました。特に、木籠地区の集団移転や罹災者公営住宅に深い興味を示していました。
視察後、斉団長は、4年で立派に復興したことに勇気づけられたと語ってくれました。また、住民が比較的元気なことに強い印象を持ったとのことです。
来年1月15日に、3回目の視察団が長岡市を訪れる予定です。長岡市と四川省との関係がますます深まることになるでしょう。