30日、特別公演にいらっしゃった中村勘太郎さんと中村七之助さんのお二人にお礼を申し上げるため、長岡市立劇場の楽屋を訪ね花束を贈呈しました。開演直前のお忙しい中にもかかわらず、気さくにお会いいただきました。
お二人は、普段は歌舞伎に縁の薄い地方都市の市民に歌舞伎を鑑賞してもらいたいという強いお気持ちから、全国で特別公演を実施していらっしゃいます。公演予定の他の都市は、ほとんどが県庁所在都市等ですが、新潟県は特に長岡市を選んでいただきました。
その理由は、中越大震災からの復興支援のため、中村勘三郎さんともども応援に来ていただいたというご縁を大切にしていただいたものと思います。その際は、親子三人の連獅子をご披露いただき、おおいに元気づけられました。
それにしても、伝統的な衣装やお化粧をしたお顔をまじかで拝見する機会はめったにあるものではなく、大変良い経験をさせていただきました。
公演は、舌出し三番叟等の踊りに加え、芸について語る芸談もあり、歌舞伎に興味を持つのに十分な内容でした。
お二人には、昼夜二回公演というハードスケジュールもこなしていただきました。本当に良い機会を市民に提供していただきましたことに、お礼を申し上げます。
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