26日、シティホールの設計者である隈研吾氏を迎え、「シティホールへと続く長岡のまちづくり」と題したシンポジウムを開催しました。
河合継之助記念館館長の稲川明雄氏の司会により、私と隈氏と牧野忠昌(第17代牧野家当主)氏と豊口協(長岡造形大学理事長)氏の4名によるパネルディスカッションを行いました。
牧野氏からは、牧野家は三河時代から領民を大切にする伝統があり、武士と領民との垣根が低い藩であったという説明がありました。
豊口氏からは、長岡藩は現代の市民協働を先取りしていた面があること、その伝統を受け継ぎ表現した隈氏の提案を高く評価するという意見が出されました。私は、市民協働型シティホールが完成した暁には、市民が主体となって活用する子tが重要であるという意見を述べました。
このように様々な角度から長岡藩の歴史を現代に活かすまちづくりについて討論を行いましたが、市役所移転を含む今回のシティホール計画は、長岡藩の伝統を現代に明確に受け継ぐまちづくりであるという結論になりました。