7月30日、中国住宅都市農村建設部の仇保興副部長を団長とする中国四川省震災復興視察団の一行約40名が、復興の参考にするため長岡を訪れました。長岡市役所で中越地震の被害状況を説明した後、四川大地震の被災地と類似した山間地である山古志地域の復興状況を見てもらいました。
多くは被災地各地域の幹部で熱心に視察していました。質疑応答では、人口の少ない山間部に多くの復興予算を投入する意義や集団移転の法的根拠等について真剣な質問が相次ぎました。
仇団長は、住宅のみならず生活の根拠である農地の復旧等も含めた総合的な復興であること、また、災害を逆手にとった観光の振興等、いわゆる「創造的復興」に取り組む姿勢が参考になったとコメントしました。
また、長岡市と山古志住民が義捐金を送った「羅卜賽村」がある?川県の県長も訪れましたので、今後の交流について改めて確認しました。