宮古市新市 20 周年記念式にて講演‼️

 演題を「大規模災害を教訓とした地域の未来」とし、亡くなった長島忠美さんが復興副大臣として復興に尽力したことを述べ、「地震のパワーはすさまじいけれど、災害から立ち上がる人のパワーはもっとすごい。」という合言葉で復興した山古志地域の事例を中心に、食堂多菜田、アルパカ牧場、デジタル村民等のお話をしました。
 最後に、宮古市の未来も市民パワーで復興することを確信していると強調しましたが、聴衆の目が生き生きとしていると感じたので何とか大役を果たすことができたと安堵しています。

山本正徳・宮古市長の式辞
熊坂義裕・前宮古市長をはさんで
 講演の後、海の幸づくしの祝賀会にて、熊坂義裕前市長をはじめ多くの方々と出会うことができました。また、遊覧船に乗り海の花火を眺めるという思い出に残るおもてなしを受けました。花火が水面に映える海の花火の醍醐味を堪能しました。
 東日本大震災復興の指揮を執った盟友の山本正博・宮古市長にこの場を借りて感謝申し上げます。

遊覧船あみねこ丸

宮古市田老地区訪問

たろう観光ホテル1階

 宮古新市20周年記念式典の記念講演の講師として招かれましたので、同市田老地区の津波遺構「たろう観光ホテル」や新防潮堤等を見しました。
 たろう観光ホテルには、新しいエレベーター棟が破壊されずに残った6階に上がれるように整備されています。6階では、海と防潮堤の景色を眺めることができます。同じ視点でホテルの社長により撮影された津波が押し寄せる映像を大画面で見ることができます。鳥肌が立つ映像でした。

 また、壊れた高さ10mの古い防潮堤の上で、復興した田老街を眺めながら、防災ガイドさんから説明を受けました。海側には、高さ16.6mの新しい防潮堤が建設され、その内側には漁師小屋村が建設されていました。高台に目をやると移転希望者による新しい街が形成されていました。
 最後に新しく開館した宮古市災害資料伝承館を訪問し、過去の多くの津波被害を含め津波防災を総合的に勉強できるようになりました。

6階からの眺め
津波遺構全景
新防潮堤と手前の漁師小屋
高台の新団地
宮古市災害資料伝承館
津波被害の歴史を説明するパネル

宮古市の被災地を訪問

20131115miyako-1 11月3日、大槌町での「この空の花」の上映会を終え、大林宣彦監督ご夫妻とともに宮古市に向かいました。
 山本宮古市長みずから、同市で最も被害が大きかった田老地区を案内していただきました。山本市長は同地区の出身地のことで、熱心に案内していただきました。
 写真は、防潮堤の上で説明する山本市長です。
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