宮古市田老地区訪問

たろう観光ホテル1階

 宮古新市20周年記念式典の記念講演の講師として招かれましたので、同市田老地区の津波遺構「たろう観光ホテル」や新防潮堤等を見しました。
 たろう観光ホテルには、新しいエレベーター棟が破壊されずに残った6階に上がれるように整備されています。6階では、海と防潮堤の景色を眺めることができます。同じ視点でホテルの社長により撮影された津波が押し寄せる映像を大画面で見ることができます。鳥肌が立つ映像でした。

 また、壊れた高さ10mの古い防潮堤の上で、復興した田老街を眺めながら、防災ガイドさんから説明を受けました。海側には、高さ16.6mの新しい防潮堤が建設され、その内側には漁師小屋村が建設されていました。高台に目をやると移転希望者による新しい街が形成されていました。
 最後に新しく開館した宮古市災害資料伝承館を訪問し、過去の多くの津波被害を含め津波防災を総合的に勉強できるようになりました。

6階からの眺め
津波遺構全景
新防潮堤と手前の漁師小屋
高台の新団地
宮古市災害資料伝承館
津波被害の歴史を説明するパネル

「レストラン古志高原」で山古志牛ステーキに舌鼓!

 山古志地域の古志高原スキー場にプレオープンした「レストラン古志高原」で美味しいステーキをいただきました。平日にもかかわらず、大勢のお客さんで賑わっていました。
 「レストラン古志高原」は、古志高原スキー場に長岡市が新しく整備したロッジで、㈱山古志観光開発公社が運営します。
 本格オープンは来春ですが、今回は11月30日まで1か月のプレーオープンで、ランチだけの営業です。
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長野県の市町村職員に「災害対応力の向上-市町村の役割」と題して講演!

 11月15日、長野県市町村職員研修センターからの依頼で、長野県内の市町村の幹部職員に対し、講演しました。
 テーマは、「災害対応力の向上-市町村の役割」。中越地震からの復旧・復興の実例を中心にお話ししました。
 台風15号の被害からの復旧・復興で忙しいにもかかわらず、長野市や須坂市等の市町村から81名の部課長さん方が参加してくれました。
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中越地震から15年!住民主催の山古志地域追悼式に参列!

山古志住民会議の田中さんの式辞
 悪夢のような中越地震から15年を迎えた10月23日。
山古志地域の住民の皆さんが主催した「山古志地域追悼式」に来賓として参列しました。
山古志住民会議の田中仁さんは、「私たちが山古志地域を盛り立てていくことが亡くなった方々の供養になる。」と、力強く式辞を述べました。
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三井所清典先生談!「山古志の中山間地型復興住宅が他の被災地で役立っている。」

 7月12日、東京都渋谷区渋谷のアルセッド建築研究所を訪問、同所長で建築士会連合会会長でもある三井所清典先生に久しぶりに面会しました。
 三井所先生は、山古志の中山間地型復興住宅の開発の中心になってご活躍していただいた方です。
 長岡の建築士、工務店、材料メーカーとの協力関係の構築、被災者の皆さんとの交流等の当時の苦労や充実感などの話しに花が咲きました。
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飯舘村、川俣町などを訪問! 中越地震からの復興経験を語ってきました

 15日、福島県の飯館村、川俣町、相馬市の復興の状況を視察しました。
 飯舘村では菅野典雄村長と面談し、色々ご苦労されたお話をうかがいました。
 菅野村長は、、私が中越地震からの復興、特に旧山古志村民の帰村の経緯や市民力を活かした復興の経験があることに注目され、今後、アドバイスをいただきたいと要請されました。もちろん、ご期待に応えて参ります。
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佐渡裕さんの災害支援への強い想いで実現した長岡公演

20160518sado_yutaka-1 5月17日(火)、佐渡裕さん指揮 トーンキュンストラー管弦楽団演奏会が長岡市立劇場で開催されました。 
 佐渡裕さんは、2015年秋、ウィーンの名門「トーンキュンストラー管弦楽団」の音楽監督に就任され、今回、その音楽監督就任を記念して全国ツアーとして開催されたのですが、実は、長岡公演は、氏自らの中越地震に対する強い思いにより実現したのです。
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熊本の被災地支援は市と市民の協働で!長岡市の基本方針を記者発表!!

20160502kisyakaiken-1 2日、長岡市の熊本の被災地に対する今後の支援活動の基本方針を記者発表しました。
 私の訪問を含め、派遣職員や経験豊富な市民による熊本での支援活動の経験を踏まえ、今後、長期にわたり腰を据えた支援活動に取り組む必要があると強調しました。
 そして、今後、長岡市は下記の2項目に重点をおいて支援活動を継続して行うことをの支援活動の基本方針とすることを説明しました。

1、市と市民との協働による支援の実施(災害支援バックアップセンターとの連携) 
2、現地の避難所を活動拠点とし、支援の実践の中から課題を抽出、熊本市と連携して避難所運営モデルを発信

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被災地の産物が集合した復興マルシェ  佐藤英里ちゃんとデュエット

被災地からの出店で賑わうナカドマ 5月24日、25日の両日、アオーレ長岡・ナカドマで実行委員会主催による「花の歌で復幸応援マルシェ」が開催されました。
 ステージでは、みんなで歌おうコンサートが行われる一方、東北、能登、中越の各被災地が一堂に会する出店で賑わっていました。

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災害経験を全国に!中央防災会議・防災対策実行会議に出席

20131226tyuo_bosai-1 12月24日、首相官邸で開催された中央防災会議・防災対策実行会議に出席しました。
 委員は関係閣僚と学識経験者で構成。座長は、菅・内閣官房長官、座長代理に古屋・内閣府特命担当大臣、委員として新藤総務大臣、太田国土交通大臣も加わっています。学識経験者は私を含め11人で、河田・関西大学教授、橋本・日本アイビーエム会長、増田・元総務大臣などが参加しています。
 この日の議題は、首都直下地震の被害想定と対策などでした。
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