10月23日、中越大震災から6年を迎えたこの日、ながおか市民防災センター屋根付き広場(市内千歳)で「中越大震災6周年 10.23のつどい」を、長岡市等6市と新潟県との共同主催で開催しました。(写真)
市民防災センターは、仮設住宅が立ち並んでいた操車場跡地に建設した、市民による防災活動の拠点と子育て支援の拠点とをコラボレーションした施設です。
長岡発の新しい施設でこのような式典が開催されることは、長岡市長として嬉しい限りです。
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中越地震5年目の防災訓練 コンセプトは「連携」
中越地震から5年目の今年、長岡市と川口町とで連携して大規模な防災訓練を実施しました。
午前7時56分に新潟県中越地方の深さ13kmでM6.8の地震が発生、長岡市山古志地域と川口町で震度6強を観測したと想定し、自衛隊、宇宙航空研究開発機構等も参加する大掛かりな訓練となりました。
5年前の災害では、長岡市と山古志村とは異なる自治体であったため、長岡市から有機的な支援ができにくい面がありました。
そこで、合併後の今回は、長岡市消防本部の最新車両が初めて山古志地域に入るとともに、長岡市災害対策本部を山古志地域に設置することとしました。
災害対策本部の様子やレスキュー部隊の活躍の様子(写真)等を山古志住民にも実際に見てもらうことで、旧長岡市との連携を実感し、安心してもらうことも訓練の目的の一つでした。
防災・安全・復興に関する国際シンポジウムに参加
10月16日から18日までの3日間、中越大震災5周年を記念して、国内外からトップレベルの学識経験者が集まり、防災・安全・復興に関する国際シンポジウムが長岡市内で開催されています。
初日の16日、主催者である(社)中越防災安全推進機構の伊藤滋理事長が基調講演を行いました。
その後、「持続可能な地域づくり」というテーマでパネルディスカッションが行われ、私も参加しました。
パネラーは、四川大地震の復興計画に携わった精華大学の顧所長、台湾地震の復興において中核として活躍されている台湾大学の陳教授、阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク世話人の小林さん、中越復興市民会議の稲垣代表と、私の5人です。また、関西学院大学の室崎教授がコーディネーターを務めました。