震災復興の二団体が「手づくり郷土賞」を受賞

20100329-1_tedukuri.jpg 「手づくり郷土賞」とは、国土交通省が、市民力で地域づくりに貢献している団体を毎年表彰する制度ですが、このたび、山古志地域の「山古志花を楽しむ会」と小国地域の「法末集落」の2つの団体が、同賞の一般部門に選ばれました。
 3月26日、その二団体の代表が、受賞の報告のため市役所を訪問されました。
 訪れたのは、山古志花を楽しむ会の代表・佐野玲子さん、次期代表・草間綾子さん、法末振興組合の組合長・大橋昭司さん、法末地区の総代・大橋義美さんの4人(写真)です。

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中越地震災害メモリアル拠点の最終計画がまとまる

20100318-1_memorial.jpg 中越地震の経験と教訓を伝えようと災害メモリアル拠点整備委員会で検討を進めてきた「災害メモリアル拠点整備」の実施計画がまとまりました。
 3月17日、長岡市役所を訪れた平井邦彦委員長(長岡造形大学教授)から説明を受けました。
 古民家やゴルフ場のレストハウスなどの既存施設を活用して事業費を大幅に圧縮、4施設3屋外拠点を整備する案となりました。(「続き」に計画図を掲載しました。)

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中越地震5周年事業 三枝成彰「レクイエム」演奏会

091207_1_requiem.jpg 中越地震5周年事業として年間を通じて開催された文化事業「震災フェニックス」の最終イベントである「三枝成彰レクイエム演奏会」が、12月6日、長岡市立劇場で開催されました。
 オーケストラは群馬交響楽団、ソプラノは中丸三千繪さん、テノールは樋口達哉さん、合唱はこの演奏会のため組織された「フェニックス合唱団」という構成ですが、私も合唱団の一員(バス)として参加しました。

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川口町木沢地区の「よりあいっこ祭り」で餅つき

20091125-1_kizawa.jpg 中越地震の震源地、川口町木沢地区で行われた「よりあいっこ祭り」に参加しました。「よりあいっこ」とは、地区住民が集まって飲食し、親睦を深める会合のことを意味します。
 祭りは、地区を元気にしようと平成11年度から住民の手づくりでスタート、「フレンドシップ木沢」や「になニ~ナ」などの町外の市民団体の参加もあり、手作りイベントとして定着しました。

 当日は住民、震災ボランティアだった学生など100人を超える皆さんが参加し、踊り・太鼓の披露など様々な催しが行われましたが、私も川口町長や議長と一緒に餅つきに参加しました。

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中越地震5年目の防災訓練 コンセプトは「連携」

091018-1_bosai.jpg 中越地震から5年目の今年、長岡市と川口町とで連携して大規模な防災訓練を実施しました。
 午前7時56分に新潟県中越地方の深さ13kmでM6.8の地震が発生、長岡市山古志地域と川口町で震度6強を観測したと想定し、自衛隊、宇宙航空研究開発機構等も参加する大掛かりな訓練となりました。
 

 

091018-2_bosai.jpg 5年前の災害では、長岡市と山古志村とは異なる自治体であったため、長岡市から有機的な支援ができにくい面がありました。
 そこで、合併後の今回は、長岡市消防本部の最新車両が初めて山古志地域に入るとともに、長岡市災害対策本部を山古志地域に設置することとしました。

 災害対策本部の様子やレスキュー部隊の活躍の様子(写真)等を山古志住民にも実際に見てもらうことで、旧長岡市との連携を実感し、安心してもらうことも訓練の目的の一つでした。

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防災・安全・復興に関する国際シンポジウムに参加

091017-1_kokusai-hukkou.jpg 10月16日から18日までの3日間、中越大震災5周年を記念して、国内外からトップレベルの学識経験者が集まり、防災・安全・復興に関する国際シンポジウムが長岡市内で開催されています。
 初日の16日、主催者である(社)中越防災安全推進機構の伊藤滋理事長が基調講演を行いました。
 その後、「持続可能な地域づくり」というテーマでパネルディスカッションが行われ、私も参加しました。
 パネラーは、四川大地震の復興計画に携わった精華大学の顧所長、台湾地震の復興において中核として活躍されている台湾大学の陳教授、阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク世話人の小林さん、中越復興市民会議の稲垣代表と、私の5人です。また、関西学院大学の室崎教授がコーディネーターを務めました。

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闘牛場に天皇皇后両陛下の歌碑を建立

091012-1_kahi.jpg リニューアルなった池谷闘牛場に、天皇皇后両陛下が、昨年9月に山古志の復興状況をご視察された際に詠まれた御製・御歌の歌碑を建立しました。
 無事戻った牛の角突きの練習をご覧になり、被災地がもとの生活を取り戻しつつあることをお喜びになられ、そのお気持ちを詠まれたものです。

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御製(天皇陛下) なゐにより避難せし牛もどり来て角突きの技見るはうれしき

御歌(皇后陛下) かの禍(まが)ゆ四年(よとせ)を経たる山古志に牛らは直(なほ)く角(つの)を合はせる

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山古志地域の池谷闘牛場がリニューアルオープン

091011-1_ushi.jpg 中越地震で大きな被害を受けた長岡市山古志地域の池谷闘牛場の改修工事が完成し、10月11日、オープン式典を挙行しました。
 この改修工事の計画は、長岡造形大と市民からなる「闘牛場及び周辺環境整備等検討委員会」を設置し進めてきました。

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復興に弾み 被災地へつながる白山トンネルが貫通

090617-1_kantsu.jpg 中越大震災で大きな被害を受けた蓬平温泉や山古志地域と長岡市中心部とを結ぶ県道柏崎高浜堀之内線の白山トンネル(全長282m)がこのほど貫通しました。
 6月17日に行われた貫通式典には、行政関係者、施工関係者、地域住民ら約80人が出席し、くす玉割りや樽神輿等のお祝いの行事が行われました。

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世界9ヵ国の研究者が復興を学ぶために来訪

090528-1_jica.jpg 5月25日、エルサルバドルやペルー、トルコなど地震発生地帯にある9カ国の研究者や技術者18名が長岡市を訪れました。
 今回の視察は、独立行政法人「建築研究所」が国際協力のために行う研修の一環としてのもので、平均年齢30歳の若い研究者中心です。
 一行は、山古志地域の竹沢団地復興住宅など復興状況を視察しました。

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