中越地震の経験と教訓を伝えようと災害メモリアル拠点整備委員会で検討を進めてきた「災害メモリアル拠点整備」の実施計画がまとまりました。
3月17日、長岡市役所を訪れた平井邦彦委員長(長岡造形大学教授)から説明を受けました。
古民家やゴルフ場のレストハウスなどの既存施設を活用して事業費を大幅に圧縮、4施設3屋外拠点を整備する案となりました。(「続き」に計画図を掲載しました。)
カテゴリー: 防災、災害復興
7・13水害の復旧事業が完了 稲葉川放水路へ通水
恒例の消防出初式 今年は「はしご乗り」が登場
1月10日、大手通りで恒例の消防出初式を開催しましたが、今年は、いかにも出初式らしく「はしご乗り」も登場しました。
以前、長岡まつりの際に事故があってから、長岡市では「はしご乗り」は全く行われてきませんでしたが、今回、鳶組合の強い希望もあり、出初式で伝統の妙技をご披露していただくことになりました。
この日、手がかじかむほどの寒さの中で行われた演技は実に見事なもので、参観者からは、盛んな拍手が沸き起こっていました。
市長としては、ハラハラのし通しで、無事終了した時には安堵のため息が出ましたが、久し振りに伝統を感じさせる出初式になり、本当に良かったと思います。
鳶組合の皆さんには、心から感謝を申し上げます。
中越地震5周年事業 三枝成彰「レクイエム」演奏会
児童手作りの応援旗で決意も新た 道路除雪出動式
新たな未来へ 中越地震5年復興祈念フォーラム
心が癒された谷村新司さんの「ココロの学校」
中越地震5年目の防災訓練 コンセプトは「連携」
中越地震から5年目の今年、長岡市と川口町とで連携して大規模な防災訓練を実施しました。
午前7時56分に新潟県中越地方の深さ13kmでM6.8の地震が発生、長岡市山古志地域と川口町で震度6強を観測したと想定し、自衛隊、宇宙航空研究開発機構等も参加する大掛かりな訓練となりました。
5年前の災害では、長岡市と山古志村とは異なる自治体であったため、長岡市から有機的な支援ができにくい面がありました。
そこで、合併後の今回は、長岡市消防本部の最新車両が初めて山古志地域に入るとともに、長岡市災害対策本部を山古志地域に設置することとしました。
災害対策本部の様子やレスキュー部隊の活躍の様子(写真)等を山古志住民にも実際に見てもらうことで、旧長岡市との連携を実感し、安心してもらうことも訓練の目的の一つでした。
防災・安全・復興に関する国際シンポジウムに参加
10月16日から18日までの3日間、中越大震災5周年を記念して、国内外からトップレベルの学識経験者が集まり、防災・安全・復興に関する国際シンポジウムが長岡市内で開催されています。
初日の16日、主催者である(社)中越防災安全推進機構の伊藤滋理事長が基調講演を行いました。
その後、「持続可能な地域づくり」というテーマでパネルディスカッションが行われ、私も参加しました。
パネラーは、四川大地震の復興計画に携わった精華大学の顧所長、台湾地震の復興において中核として活躍されている台湾大学の陳教授、阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク世話人の小林さん、中越復興市民会議の稲垣代表と、私の5人です。また、関西学院大学の室崎教授がコーディネーターを務めました。