中越地震災害メモリアル拠点の最終計画がまとまる

20100318-1_memorial.jpg 中越地震の経験と教訓を伝えようと災害メモリアル拠点整備委員会で検討を進めてきた「災害メモリアル拠点整備」の実施計画がまとまりました。
 3月17日、長岡市役所を訪れた平井邦彦委員長(長岡造形大学教授)から説明を受けました。
 古民家やゴルフ場のレストハウスなどの既存施設を活用して事業費を大幅に圧縮、4施設3屋外拠点を整備する案となりました。(「続き」に計画図を掲載しました。)

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7・13水害の復旧事業が完了 稲葉川放水路へ通水

20100315-1_inabagawa.jpg 待望の猿橋川災害復旧事業等が完了し、3月12日、新しく開削された稲葉川放水路脇で竣工式を行いました。
 猿橋川流域は、平成16年の7・13水害で猿橋川の破堤等により甚大な被害に見舞われました。また、稲葉川流域の住宅が連担する川崎・富曽亀地区の住民にとっては、拡幅改修が困難な状況で常に大雨による浸水被害に悩まされてきました。
 今回、そういった一連の災害復旧事業が完了し、来賓、地域住民、工事関係者等180人が出席のもと、盛大に竣工式を行いました。

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恒例の消防出初式 今年は「はしご乗り」が登場

20100111-1_dezome.jpg 1月10日、大手通りで恒例の消防出初式を開催しましたが、今年は、いかにも出初式らしく「はしご乗り」も登場しました。
 以前、長岡まつりの際に事故があってから、長岡市では「はしご乗り」は全く行われてきませんでしたが、今回、鳶組合の強い希望もあり、出初式で伝統の妙技をご披露していただくことになりました。
 この日、手がかじかむほどの寒さの中で行われた演技は実に見事なもので、参観者からは、盛んな拍手が沸き起こっていました。
 市長としては、ハラハラのし通しで、無事終了した時には安堵のため息が出ましたが、久し振りに伝統を感じさせる出初式になり、本当に良かったと思います。
 鳶組合の皆さんには、心から感謝を申し上げます。

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中越地震5周年事業 三枝成彰「レクイエム」演奏会

091207_1_requiem.jpg 中越地震5周年事業として年間を通じて開催された文化事業「震災フェニックス」の最終イベントである「三枝成彰レクイエム演奏会」が、12月6日、長岡市立劇場で開催されました。
 オーケストラは群馬交響楽団、ソプラノは中丸三千繪さん、テノールは樋口達哉さん、合唱はこの演奏会のため組織された「フェニックス合唱団」という構成ですが、私も合唱団の一員(バス)として参加しました。

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児童手作りの応援旗で決意も新た 道路除雪出動式

20091202-1_jyosetu.jpg 降雪期を控えた12月1日、除雪業者など80人を集め、道路除雪出動式を行いました。
 今年は特別に、市内の児童から除雪応援旗が贈られました(写真)。積雪が多い太田小学校4年生の5人が力を合わせて作成したそうです。
 子供達からは、新型インフルエンザにかからないで頑張って除雪してくださいというエールも送られました。

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新たな未来へ 中越地震5年復興祈念フォーラム

091026-1_hukko.jpg ハイブ長岡で10月25日に開催された中越地震復興祈念フォーラム「復興 新たな未来へ向けて」(新潟日報社主催)で、復興5年目の報告をしました。
 「大変な5年間だったが、全国の皆さんとの絆が育ち、交流が生まれることで活気を取り戻しつつある。地震を乗り越えたパワーで復興し、全国の山間地のモデルにしたい。」とお話ししました。

 続いて、錣山親方(元関脇寺尾)による講演と復興にかかわった5人によるパネルディスカッションがありました。

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心が癒された谷村新司さんの「ココロの学校」

091023-1_kokoro.jpg 10月22日、被災者の心を癒すことを目的に、谷村新司さんの「ココロの学校」が長岡市立劇場で開かれました。
 今年の大花火大会の特別番組にご出演いただいた翌日、山古志地域を訪問した谷村さんが、復興に頑張る住民の姿に感動され、被災者に元気を与えることはできないかとおっしゃったことが、今回の公演につながりました。

 

091023-2_kokoro.jpg 舞台には、シンガーソングライターで長女の詩織さんや長岡少年少女合唱団のみなさんも登場しました。(写真)
 その歌とお話から観客の皆さんはたくさんの元気をもらいました。
 会場のみなさん全員で歌ったアンコール曲の「サライ」が終わると、会場は温かい拍手と笑顔に包まれました。

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中越地震5年目の防災訓練 コンセプトは「連携」

091018-1_bosai.jpg 中越地震から5年目の今年、長岡市と川口町とで連携して大規模な防災訓練を実施しました。
 午前7時56分に新潟県中越地方の深さ13kmでM6.8の地震が発生、長岡市山古志地域と川口町で震度6強を観測したと想定し、自衛隊、宇宙航空研究開発機構等も参加する大掛かりな訓練となりました。
 

 

091018-2_bosai.jpg 5年前の災害では、長岡市と山古志村とは異なる自治体であったため、長岡市から有機的な支援ができにくい面がありました。
 そこで、合併後の今回は、長岡市消防本部の最新車両が初めて山古志地域に入るとともに、長岡市災害対策本部を山古志地域に設置することとしました。

 災害対策本部の様子やレスキュー部隊の活躍の様子(写真)等を山古志住民にも実際に見てもらうことで、旧長岡市との連携を実感し、安心してもらうことも訓練の目的の一つでした。

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防災・安全・復興に関する国際シンポジウムに参加

091017-1_kokusai-hukkou.jpg 10月16日から18日までの3日間、中越大震災5周年を記念して、国内外からトップレベルの学識経験者が集まり、防災・安全・復興に関する国際シンポジウムが長岡市内で開催されています。
 初日の16日、主催者である(社)中越防災安全推進機構の伊藤滋理事長が基調講演を行いました。
 その後、「持続可能な地域づくり」というテーマでパネルディスカッションが行われ、私も参加しました。
 パネラーは、四川大地震の復興計画に携わった精華大学の顧所長、台湾地震の復興において中核として活躍されている台湾大学の陳教授、阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク世話人の小林さん、中越復興市民会議の稲垣代表と、私の5人です。また、関西学院大学の室崎教授がコーディネーターを務めました。

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闘牛場に天皇皇后両陛下の歌碑を建立

091012-1_kahi.jpg リニューアルなった池谷闘牛場に、天皇皇后両陛下が、昨年9月に山古志の復興状況をご視察された際に詠まれた御製・御歌の歌碑を建立しました。
 無事戻った牛の角突きの練習をご覧になり、被災地がもとの生活を取り戻しつつあることをお喜びになられ、そのお気持ちを詠まれたものです。

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御製(天皇陛下) なゐにより避難せし牛もどり来て角突きの技見るはうれしき

御歌(皇后陛下) かの禍(まが)ゆ四年(よとせ)を経たる山古志に牛らは直(なほ)く角(つの)を合はせる

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