女川町長と千匹のサンマが来訪

 東日本大震災の被災地・女川町の須田善明町長と町民の皆さんが、10月27日に開催された「防災交流フェア」に参加するため長岡市を訪問、千匹のサンマを無料で長岡市民に振る舞ってくれました。
 須田町長は、災害救援・復興セミナーに講師として参加するため、仙台大学の高成田亨教授とともに、長岡市を訪れました。写真は、左端が高成田享教授、その右隣が須田町長、後方は女川町の皆さんです。

 煙にしみる涙をこすりながら、焼きたてのサンマをいただきましたが、女川町の皆さんの復興へかける意欲を噛みしめることができました。
 なお、この催しは、「おながわ秋刀魚収穫まつり」称して、(株)原信さんをはじめ市内の企業等の協力で実現しました。

 この後、須田町長は、長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」で開催された「災害救援・復興セミナー」(主催:東日本大震災ボランティア・チーム・フェニックス救援隊)で、「女川町の復興と夢」と題し、講演されました。
 40歳の若い町長さんです。復興への道のりは険しいものだということは、中越地震等を経験した私もよくわかっておりますが、若い須田町長さんの活躍を確信しています。

NHK大越キャスターが市長室来訪

 NHKニュースウォッチ9のキャスターを務める大越健介さん(写真中央)、気仙沼市の菅原茂市長(後方右端)、東京大学の加藤孝明準教授(後方中央)の三人が、10月20日、市長室を訪れました。
 アオーレ長岡で開催した「中越地震8周年復興祈念フォーラム」に参加するため長岡市を訪れた際に、立ち寄ってくださいました。
 大越さんは、アオーレ長岡の「市民交流スペースと一体となった市役所」というコンセプトを直ちに理解し高く評価されました。さすがは、NHKのキャスターを務めるだけあって深い洞察力と広い視野をお持ちです。
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復興への思いを夜空に 短冊を花火玉に添付

 東日本大震災の被災地へのメッセージや、日ごろ大切な人への想いなどを短冊に書き、長岡の「復興祈願花火フェニックス」の花火玉に貼って打ち上げる新企画「想いを夜空へ」プロジェクトを実施しました。

  18日、新潟煙火工業株式会社工場で、約300人の想いを込めた短冊を花火玉に貼付しました。
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被災地支援に新たな一手! 経験豊富な地域復興支援員を派遣

20120329-1_hukko-sienin.jpg 東日本大震災からの復興を支援するため、このほど、中越地震の復興支援に携わった復興支援員2名を、1年間、宮城県と福島県に派遣することとなりました。
 派遣されるのは、小国地域で活動してきた片岡修一さん(29歳)と太田地区で活動してきた服部正幸さん(26歳)の2名です。
 NPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)が、内閣府の予算で実施する「6次産業起業による復興まちづくり支援事業」の枠組みの中で、(財)山の暮らし再生機構に派遣要請があったものです。

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震災復興への私の提言が読売新聞に掲載されました

20120321-1_yomiuri.jpg 3月18日(日)付け読売新聞朝刊の32面に、東日本大震災からの復興に対する私の提言が掲載されました。

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 お読みいただければご理解いただけると思いますが、「被災者や現場に一番近い市町村の「やる気」を引き出すことが肝要だが、既存事業を寄せ集めたいわばレディメードの事業では限界があり、復興基金のような現場のニーズに合わせたオーダーメードの支援制度が必要だ。」ということを強調しました。
 このことは、今後、絶対に実現しなければならない復興のカギだと確信しています。

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東日本大震災1周年政府追悼式に出席、ご遺族代表の言葉に涙

 3月11日、国立劇場で催された政府主催の東日本大震災1周年追悼式に全国市長会長として出席しました。
 午後2時46分に約1、200人の参列者全員で黙とうをささげた後、野田首相が、「三つのことをお誓いたします」と前置きし、「復興を一日も早く成し遂げる」、「震災の教訓を未来に語り継ぐ」、「私たちを取り結ぶ助け合いと感謝の心を忘れない」と決意を述べました。
 ご退院からわずか1週間にもかかわらず、天皇陛下は、「国民皆が被災者に心を寄せ、大震災の記憶を子孫に伝えてほしい」と述べられました。
 強く、かつ、やさしいお心に接し、本当に頭が下がりました。

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東日本大震災から1年!BS11の番組「FASE」に出演

20120309-1_BS11face.jpg 東日本大震災から1年の3月11日、BS11(イレブン)の番組「FASE」に、「大震災で日本が問われたもの~震災がや震災が問いかけた危機管理」というテーマで出演します。
 鈴木哲夫BS11報道局長の司会で、小野寺五典衆議院議員と対談、他に桜井勝延南相馬市長がVTRで出演します。

         放映日時 3月11日(日) 午後6:00~6:55

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東日本大震災の復興の参考にするため、平野復興担当大臣が長岡市を訪問

20110920-1_hirano.jpg 9月19日、平野復興担当大臣が長岡市を訪れ、7.13水害や中越地震で集団移転した現場を視察しました。
 東日本大震災の被災地での高台移転の支援や復興住宅の建設の参考にするための視察です。
 高台に集団移転した山古志地域の楢木集落(天空の郷)では、移転地を元の住宅地に近接した場所としたことに、特に注目していました。

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岩手県の上野善晴副知事が、中越地震からの復興を視察するため、長岡市を訪れました

20110912-1_iwate-hukuchiji.jpg 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の上野善晴副知事が、9月6日、中越地震の復興の経験を参考にするため、長岡市を訪れました。
 特に、長岡市における集団移転の成功の秘訣と周囲の環境に調和した復興住宅の建設の経験について話し合いました。
 私は「集団移転は、住民の意思を尊重し決断をしていただくことが大切であること。また、経済力など個人によって事情が違うので十分に時間をかけて計画を策定することが肝要である。」と指摘しました。

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BS11の「INsideOUT」に3回目の出演 復興への提言

20110720-1_BS11.jpg 7月19日、BS11の「INsideOUT」に、3回目の出演をしました。テーマは、「東日本大震災 復興への提言」です。
 中越地震の際の集団移転の実例の紹介を軸に、住民やコミュニティの復興への意欲を引き出すことを重視した市町村の役割の重要性に言及しました。

    放映予定  7月21日(木) 22:00~22:55 BS11「INsideOUT」

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