6日、長岡商工会議所の新年会に出席し、手を携えて不況を乗り切ろうと、次のように挨拶しました。
長岡市は、昨年11月、いち早く信用保証料を全額補助する新しい融資制度を創設しました。この制度は、合併地域をはじめ中小企業に大変喜ばれているようです。
この融資制度のための補正予算額は、当初7千万円で出発しましたが、このままの趨勢ですと、3月までに合計5億円程度の予算措置が必要になりそうです。決して少なくない財政負担ですが、しっかりと対応することを約束します。
5日、厚生会館で新年賀詞交換会を開催しました。約2千人という大勢の方にご出席いただきました。
私は、挨拶で、不況時における「官」としての責任を果たすことを強く訴えました。
「官」は、「民」と比較すると、景気の回復を見据えた長期的な施策に取り組むことができます。「官」には、不況の時こそ地域経済の下支えとして、公共投資を始めとする積極的な経済政策に取り組む義務があるということです。
長岡市は景気を下支えする事業として、中心市街地などの整備事業を実施しますが、私が真っ先に取り組むべき課題として、その事業費を市内の企業に回るよう最大限の努力をすることを約束しました。
気持ちが暗くなり、全員が少しずつ消極的になることが不況の大敵です。長岡市には、「天地人」の放送開始、藩校サミット、新潟国体など、追い風が吹いています。官と民とがそれぞれ異なる役割を果たし、一致団結してほしいと強く訴えました。
挨拶の全文を「続き」に掲載しますので、ぜひ読んでみてください。
新春の1月5日、早朝から中央青果と中央水産の「新春初せり」に出席しました。
長岡中央青果の「初せり」では、宝船に盛られた野菜や果物を、私が景気づけの意味を込めて5万円で落札しました。その後、新鮮な野菜や果物が次々と競り落とされていきました。
一般の消費者が、せりの風景を目にする機会はほとんどないわけですが、夜明け前から懸命に働く関係者の姿には、安全な「食」の提供に携わるプロの自覚と熱意が感じられました。