上智大学で講義!「行政の現場と法令の役割-中越地震からの復旧・復興の実例から-」


 6月15日、小幡純子・上智大学法学部教授の依頼で、「行政の現場と法令の役割-中越地震からの復旧・復興の実例から-」と、題して講義をしました。
 災害対策基本法、災害救助法等の法令が、災害現場でどのような役割を果たすか?また、どのような限界があり、現場からの要請でどのように改正されてきたか?等について、中越地震の現場での実例を話しました。

 雄太ちゃん救出現場での法律上の責任者が私だったこと、故・長島忠美山古志村長の全村民避難指示の根拠、応急仮設住宅における床屋の開業やデイサービスセンター併設の法的根拠とその後の制度改革、複雑すぎた生活再建支援法による混乱とその後の改正等について、パワーポイントを用いて説明しました。
 現場の実話は貴重なんでしょうか。大変熱心に聞いていたという実感がありました。