中越地震の経験を生かしきめ細やかに避難者をケア


20110324-1_hinanjyo.jpg 長岡市には、24日現在で1,058名の福島県等からの避難者が滞在していますが、市は、中越地震等の被災経験を生かし、きめ細やかに避難者のケアを実施しています。

 例えば、写真は、市内の安達紙器工業(株)が開発した段ボール製の組み立て式更衣室です。女性の着替えや授乳等の際にプライバシーが保たれるように避難所に設置しています。 


20110324-2_hinanjyo.jpg さらに、入浴サービスやエコノミー症候群防止のための運動の実施の他、保険師が避難者を巡回して健康管理も行っています。
 市民ボランティアの活動も活発で、写真は、ボランティアによる子供達に絵本の読み聞かせを行っている様子です。
 また、避難者の中には、90歳以上の高齢者や妊妊産婦が数名おられましたので、いつでも医師の診察が得られる環境の「福祉避難所」を開設しました。
 被災経験のある長岡市は、このように被災経験を生かしたきめ細かな対応を心掛けています。