来年度の当初予算(案)を発表してほっと一息


20100217-1_yosan.jpg 2月17日、来年度予算(案)の市議会議員への説明と記者発表を行いました。予算の策定は、市長の仕事の中で最も重要なもので、とりあえず一区切りがつき、ほっとしました。
 一般会計の総額は前年度当初比13.4%増の1,635億円で、経済・雇用対策、市民協働によるまちづくりなどに重点を置いた積極予算として編成しました。
 不況の中、市税は約16億5千万円落ち込みますが、普通交付税と国からの補助金等の合計が約100億円増加しますので、積極的な予算にもかかわらず、財政上無理なく編成することができました。


20100217-2_yosan.jpg 記者の質問に、基金を約35億円取り崩すことを問題視する質問がありましたが、市の基金は、一般家庭の貯金とは性格が根本的に異なり、災害や不況時に使うためにあるもので、必要に応じて取り崩すことがむしろ当然のことだと考えています。
 その他、建設国債と赤字国債との違いや子供手当のような毎年必要になる経常的な経費と公共事業のような一回のみの経費の性格の違い等を詳しく説明しましたので、終わってみると大変のどが渇きました。難しい問題をわかりやすく説明することは、自分の課題だと自覚していますが、まだまだ修行が足りません。