長岡商工会議所新年会で産業政策の展望を語る


20100106-1_kaigisho.jpg 1月5日、長岡グランドホテルで、企業経営者372名のが一堂に会し長岡商工会議所の新年会が開催されました。
 田中眞紀子衆議院議員、長島忠美衆議院議員、星野伊佐夫県議会議員に続き、年頭の挨拶に立ち、アジアとの関係を重視した長期的、かつ、前向きな経済政策の重要性についてお話をしました。

挨拶要旨

 昨日の賀詞交換会では、約2千人を前にした挨拶でしたので、多少力が入りました。今日は、少々、落ち着いてお話をいたします。
 長岡の景気動向は、全体としては回復基調とはいえませんが、地元企業のトップの方々と情報交換を行うと、多少回復の兆しが見えている企業も出てきているようです。それら企業は、いずれも国内だけでなく、中国、インドなど世界マーケットを睨み、グローバルな事業を展開している点が共通しています。
 当面の経営の対策も緊急。かつ、重要ですが、10年、20年先を視野に入れ、次の世代のために発展の基礎を築いていくことも大切です。
 これは意外と知られていないことですが、既に2006年以降、日本の対中国貿易額は対アメリカ貿易額を逆転し、その差を拡大しつつあります。
 ようやく環日本海時代が到来しました。新潟港の重要性が益々高まっている今こそ、5年、10年先を見据え、グローバルな視点で発展の基礎づくりに取り組んでいきましょう。