東洋大箱根駅伝初優勝の原動力は山古志での合宿


117-1toyodai.jpg 箱根駅伝で初優勝した東洋大学の祝賀会が12日、都内で開かれました。

 東洋大学の創立者である井上円了は、長岡市越路地域に生まれ、長岡高校の生徒会「和同会」を創設しました。
 中越大震災の際は、大勢の学生ボランティアが被災者支援活動に山古志地域を訪れました。
 その後、長岡市と東洋大学とは、復興の分野で「包括連携協定」を結びました。
 そのご縁で、東洋大陸上競技部は、昨夏、山古志地域で合宿をしました。

117-2toyodai.jpg 大学の広報紙には、「遠路はるばる山古志の皆様が応援に駆けつけてくださった。合宿で山古志の復興への強い意思や温かさに触れながら、さまざまなことを学ばせていただいている。山古志の皆様に感謝せずにはいられない。本学を優勝に導いた「山の神」には「山越し(山古志)」の魂が宿っていた」と紹介されています。

 東洋大学と山古志との絆が、駅伝優勝の大きな原動力になっていたことに感慨を新たにしました。